min dagbog

デンマークのこと、思ったこと、感じたこと。

Stensbækでのボランティアを終えて。

Hej! 先日Stensbækでの1ヶ月間のボランティアが終了しました。振り返るとあっという間にも感じるし、ずいぶん長い間滞在していたようにも感じます。

 

初めはデンマークの文化をもっと知りたいという目的のため選んだボランティア。あくまでも留学生活のメインである大学生活は終わり、ボランティアは「おまけ」という気持ちでした。

しかしここでの生活を通して、その目的以上のことを本当にたくさん学ばせてもらいました。価値観や人生観がさらに変わったし、人間として大きく成長できたと思います。

 

どう人と向き合うか、そしてどう自分と向き合うか

そのためのヒントをたくさん教えてもらいました。

「一人ひとりが素晴らしい人間だ」「あなたは素晴らしい」とよくみんな口にしていました。相手のことを認められる「強さ」があるからこそ、自分のことも認められるのだと思います。

ボランティアメンバーは一人ひとり個性的でみんな違うけど、みんな優しさと愛に溢れていました。

 

今まで人間関係において「どこかうまく踏み込めないなあ」と感じることがありました。それは私が相手と距離をとったり、無理して自分を作っていたからだと思います。

でも今回共同生活を通して、常にコミュニティの中に身を置くことで「距離を置けない状況」にあり、それが私にとってはコンフォートゾーンを破るという点で良かったんだと思います。そして日々のみんなの振る舞いや私にかけてくれる言葉から「ありのままの私でいいんだ」ということを潜在的に思わせてくれました。無理をして自分を作らなくたって思いやりと誠実さを持って相手に接すれば、相手も同じように接してくれる、深い関係を結べるんだと気付かされました。

 

ここでの生活は本当に特別で貴重な体験となりました。みんなとの出会いは一生の財産であり、これからも私の心の支えになると思います。今はみんなへの感謝の気持ちでいっぱいです。

 

明日から新しいボランティア先での生活が始まります。ここで学んだことを胸にラスト1ヶ月駆け抜けたいと思います!最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses☺︎

f:id:mit_frugtbare_liv:20190804024755j:plain
(「Stensbæk」は近くを流れる川の名前だそう!)