min dagbog

デンマークのこと、思ったこと、感じたこと。

Potatoholidayその1:Stockholm。

こんにちは!
昨日旅行が終わりデンマークに戻ってきました。今日からPotatoholidayシリーズで旅行の振り返りをしていきたいと思います。
今回は第1弾!Stockholm編。ポイント3つに分けて紹介していきたいと思います。

 

シナモンロールとミートボールあなどれない
スウェーデンで有名な料理と言えば!のこの2つ。でも正直「美味しくするのは限界あるやろ、、、」と思っていたのですが笑 食べると想像をはるかに超えた美味しさ!!シナモンロールはシナモン強めでピリッとしていて、コーヒーによく合う!重くなくパクッと食べられます。カフェやパン屋さんはもちろん、スーパーやコンビ二でも売られていて、まさにスウェーデン人のソールフード的存在。
そして何と言ってもミートボール!もうお弁当の脇役ミートボール達とは桁違い。ソース、マッシュポテト、付け合わせのベリーとミートボール。全ての相性抜群で、ほんっとにおいしかったです!ミートボールの究極ここにあり。笑

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018161637j:plain
ストックホルムで有名な老舗のカフェ「Vete-Katten」。観光客に限らず地元の人でも溢れていました。シナモンロールスウェーデン語で「Kanelbulle」。コンビニの看板にも「Kaffe och bulle?(カフェとシナモンロールはいかが?)」と書かれていたのが印象的でした。)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018161647j:plain
ストックホルムの旧市街地「Gamla Stan」にあるお店で食べたもの。小さく見えるかもしれませんがこの一皿でお腹いっぱいに!ヴィンテージ調のお店の雰囲気も最高でした。)

 

➁アートやな〜〜
図書館や駅「みんなが日常的に使うところ」にアートが溢れてる!「観光スポット」として単体で存在しているのではなく、日常的に人々が使い、かつ「観光スポット」になっているのがすごい!そこを利用する人々を含めてアートになっているように感じました。

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018165038j:plain
スウェーデンの有名な建築家Erik Gunnar Asplundにより設計されたストックホルム市立図書館。天井から差し込む光で開放的な雰囲気に。三段に及ぶ本棚にはおよそ4万冊もの本が貯蔵されているそう。その迫力は圧巻です。)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018170846j:plain
(最も有名なT-Centralenのアート。昔世界ふしぎ発見で見たやつ〜〜!と1人で興奮してました。笑)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018171353j:plain
(Kungstradgården駅。よく見ると銅像が埋め込まれてる、、、)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018170620j:plain
(Rådhuset駅。シンプルだけど地底にいる気分が味わえる空間。ちなみにRådhusetとは「市庁舎」の意味でデンマーク語も同じです。)

 

➂とにかく都会!
デンマークコペンハーゲンでも都会だと感じていましたが、ストックホルム桁違いに都会。建物も町の規模も全てがとにかく大きく、人の数も多い!交通網も地下鉄、バス、路面電車と発達しています。
そして何より旅行中ダサい人を1人もみなかった!若者はもちろん、お年寄りの方までみんなおしゃれ。それも品のある感じ。例えるなら日本でいう東京の銀座や代官山みたいな感じかな〜〜

私は市内よりも、先ほど言った旧市街地「Gamla Stan」の雰囲気の方が好きでした。それもノーベル博物館や王宮など完全に観光地化してしまっている所よりも、道の橋にある骨董品店や雑貨屋さんに惹かれました。ワッフル屋さんで流れる90年代の音楽はずっと聞いていたかった、、、
そして一番感動したのはGamla Stanと市内をつなぐ橋から見える両サイドの景色!雲ひとつない澄んだ空と太陽が反射して輝く水面。その向こう側に立ち並ぶ美しい建物。無駄なものが一つもない、こんなに「澄んだ」景色を見たのは初めてでした。そして、それを見ながら大切な人とのんびり過ごす人たちの姿にも心奪われました。

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018180523j:plain

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018180137j:plain
(Gamla Stanの街並み。石畳の道とカラフルな建物が印象的。2枚目の写真はGamla Stanを代表する通りです。)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181018180245j:plain
(ふらっと入った雑貨屋さん。カラフルなドアノブ可愛すぎる、、、)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181019015907j:plain
(Gamlestanと市内を結ぶ橋でくつろぐ3人組。なんて絵になるんだ、、、)

 まだまだ紹介したいことたくさんあるのですが、それはPotatoholiday第3弾でまとめたいと思います。明日は第2弾Oslo編です☺︎ 

The purpose of traveling。

こんにちは!
待ちに待ったPotato Holiday!明日から5日間スウェーデンストックホルムノルウェーオスロに行ってきます!

 

*今回の旅行の目標*

デンマークとの違いを知る
今回スウェーデンノルウェーを旅行先に選んだのは、普段一括りに「北欧」呼ばれる国々の違いを自分なりに発見したいと思ったからです。昨年フィンランドには行ったので、今回はこの2カ国を選びました。日本にいるときにスウェーデン語とノルウェー語もほんの少しだけ勉強したので(デンマーク語と似ています)、この2カ国には勝手に親近感があったというのも理由の一つ。帰ってきたらその違いを自分なりに言葉で表現できるように、いろんなものを見て、体験してきたいと思います!

②お金・時間の使い方をコントロールする
今回は初の1人旅。いつかしてみたいな〜と思っていたので念願叶ったという感じです。いつもは旅行に行くとテンションが上がってお土産等をたくさん買ってしまうのですが、今回はそれを抑えたい、、、(帰国してからなんでこれ買ったんだろうと思った経験が多々笑)あくまでも今回の旅の目的はショッピングではなく「体験」。それを心に止めておけば無駄遣いしない!(はず!笑)
そして1人旅というだけあって飛行機の時間、バス停の場所、誰も教えてくれません。全部自分で考えて行動する必要があります。どれだけ予定を立てていても、何が起こるかはわかりません。そういう時にも冷静に、柔軟に対応できるよう心がけようと思います。

③現地の人と交流する
お店で店員さんとやりとりしたり、道を聞いたり、どんな小さいことでもいいからそういった現地の人たちとの交流を大切にしたいです。特に迷ったときは1人で地図を見て頑張るよりも人に聞くようにしようと思っています。また、今回はドミトリーのホステルに泊まるので、この機会を利用してほかの国から旅行にきている人たちとも話してみたいです!
私は観光するだけでは本当にその国を知った、体験したとは言えないのではないかなと思います。その国に住んでいる人も含めてその国が成り立っているわけで、国の雰囲気や印象にも大きな影響を及ぼしていると思います。目的①の違いを認識するためにも現地の人との交流は大切にしたいと思います。

 

つらつらと書きましたが何よりも「旅行を楽しむ!!」が最大のテーマです!デンマークに戻ったら現地で感じたことを記事にしようと思っているので良かったらまた覗いてみてください☺︎

最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses!

f:id:mit_frugtbare_liv:20181012235431j:plain(Kartoffelferie別名efterårsferie(秋休み)。今日はとっても秋晴れで暖かく気持ちのいい日でした。気づいたら葉っぱの色も変わり始めていて、もうすっかり秋なんだな〜〜と感じました。赤煉瓦の建物が多いOdenseの街並みと、移ろい始めた葉っぱの色、そしてマフラーやコートを着始めた人々、全ての要素がそれぞれを引き立てあって何とも言えない素敵な雰囲気を作り出しています。デンマークは夏が最高!と聞くけれど、秋もなかなか「デンマークの雰囲気」にあっているような気がして、私は好きです。)

 

Brunsvigerensdag。

こんにちは!

昨日10月11日は何の日だったかというと「Brunsviger」の日!

「Brunsviger」とはフュン島発祥のお菓子。パン生地の上にバターとブラウンシュガーを混ぜたものが載っているケーキです。(Brunとはブラウンの意味)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181012141152j:plain(見た目だけでも100美味しいって分かりますよね笑)

 

デンマークのラジオ局DR(Denmarksradio)がこの日を記念したイベントを開催していたので行ってみました!「タダで何かが食べられるかも」という情報に飛びついてとりあえず向かったので、どんなイベントか詳しく知らなかったのですが笑 会場に着くと様々な種類のBrunsvigerやそのシロップを混ぜたアイスクリーム、コーヒー紅茶が提供されていました。それもタダで食べ放題状態。「ん?ここ天国?」と思うくらい、私にとってはデンマークにきてから一番エキサイティングなイベントでした笑

f:id:mit_frugtbare_liv:20181012141334j:plain
(DR Fyn支局。手前にイベントの看板が。)

 

 

帰ってから今日の記事がないか探すとDRのHPで見つけました。今回で2回目を迎える本イベント。前回よりも会社などのバックアップを得られることができたそう。例えば、Fynbusはバスに「Brunsvigerの日」をプロモーションする広告を載せて走ったり、地元のビール会社がブラウンシュガーの入った特別なビールを作り会場で配ったり、、、街全体でこのイベントを盛り上げていたんですね!!

f:id:mit_frugtbare_liv:20181012142543j:plain
(画像はDR HPより。行き先の表示が「HUSK(思い出して) BRUNSBIGERNS DAG」に!)

HP本文
www.dr.dk

(右にちらっと見える写真。これは特別バージョンで誕生日にその人に模したBrunsvigerを食べるのが伝統だそう。)

 

このケーキ食べると本当に幸せな気持ちにしてくれるのですが、イベント終了後の帰り道友達に「あのケーキ一切れ1000キロカロリーするんだって。」と言われ一気に奈落の底に突き落とされました、、、笑 一体私はいくつ食べたんや、、、

最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses!

Too good to go。

こんにちは!

今回はデンマーク発のアプリについて紹介します。
その名も「Too good to go」。アプリ利用者はレストランやカフェから廃棄寸前の食品を値下げ価格で購入することができます。現在ヨーロッパ7カ国に展開しており、今後食料廃棄が大きな問題となっているアメリカ進出も視野に入れているんだとか。高くてなかなか外食できない私にとっては嬉しいアプリ!早速使ってみました。

 

まずはお店を選びます。位置情報から近くのお店が一覧ででできます。値段、提供時間が記載されていますが、具体的な中身は書かれていないことが多いです。パン屋さんならパンの、お惣菜やさんならお惣菜の詰め合わせ、いわば福袋のような感じ。今回は近くのパン屋さんを選択しました。カードで支払い、あとは所定の時間にお店まで取りに行くだけ!受け取りまでの時間も表示されます。

 

今回は100DKK (1700円)相当を20DKK(400円弱)ほどで購入。お店に行きアプリの画面を見せるとお店の人が品物を持ってきてくれました。

もらってびっくり!パン丸々2斤、中くらいのパン4つ。これだけ入って大学のサンドイッチ一つより安い!!廃棄寸前といってもその日に焼きあがったもの。とっても美味しかったです!(流石に全部は食べきれないので冷凍〜〜)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181010011539j:plain
(お店にアプリのステッカーが!)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181010011548j:plain
(専用の袋に入れて渡してくれます。)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181010011930j:plain
(これが戦利品!)

買い終わるとどれだけの二酸化炭素を削減できたかが表示されます。私にとっても、お店にとっても、そして環境にとっても良いなんて一石三鳥ですね!

f:id:mit_frugtbare_liv:20181010012133j:plain
(今回はテレビを一晩付けっ放しにした時に排出される分の二酸化炭素を削減できたそうです!)

 

私はこのアプリ日本人の「もったいない」という感覚ををうまく体現しているな〜〜と思いました。日本人のニーズにも合っていると思うのでぜひ日本にも進出してほしいと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses!

Janteloven。

こんにちは!

いきなりですがみなさんは「ヤンテの掟」という言葉を耳にしたことがありますか?昨日デンマーク人と話していた時に出てきた「Janteloven」という言葉。ちらっと聞いたことはあったのですが、詳しくは認識していなかったので調べてみました。

 

ヤンテの掟とは、1993年にAksel Sandemoseが出版した小説のなかに登場する架空の村Janteにおいて、住人が守るべきとされている十戒のこと。そしてこれはスカンディナヴィア諸国共通の価値観として根付いています。

Jantelovens 10 bud:

  1. Du skal ikke tro, du er noget.
    (自分が特別だと思ってはならない。)
  2. Du skal ikke tro, at du er lige så meget som os.
    (自分が私たちと同じくらい優秀だと思ってはならない。)
  3. Du skal ikke tro, at du er klogere end os.
    (自分が私たちより賢いと思ってはならない。)
  4. Du skal ikke bilde dig ind, at du er bedre end os.
    (自分が私たちよりも優れていると思ってはならない。)
  5. Du skal ikke tro, at du ved mere end os.
    (自分が私たちよりも多くを知ってると思ってはならない。)
  6. Du skal ikke tro, at du er mere end os.
    (自分が私たちより重要だと思ってはならない。)
  7. Du skal ikke tro, at du dur til noget.
    (自分が何かに秀でていると思ってはならない。)
  8. Du skal ikke le ad os.
    (私たちを笑ってはならない。)
  9. Du skal ikke tro, at nogen bryder sig om dig.
    (誰かが自分を気にかけてくれると思ってはならない。)
  10. Du skal ikke tro, at du kan lære os noget.
    (自分が私たちに何かを教えることができると思ってはならない。)

 ここでいう「os(=私たち)」とはJanteの村に住む人々のこと。つまりデンマークならデンマーク国民のことを指します。

なんだか読んでるうちに自信が削りとられて行くような言葉、、、笑 ここからは個人の見解ですが、私が思うに、デンマーク社会の特徴である「平等」という考え方はここに端を発しているのではないかなと思います。

アメリカのような資本主義社会において、個人の生活の保証をするのは「政府」ではなく「個人」。豊かになれるかなれないかは自分次第です。そう言った競争社会において「ハーバード大学を卒業してエリート街道を歩むんだ!」「ハリウッドスターになって大金持ちになる!」といったアメリカン・ドリームを叶えるためには「自分は特別なんだ!」と思うことが不可欠ではないでしょうか。
一方デンマークのような社会主義社会において、個人の生活を保証するのは「個人」ではなく「政府」。みんな平等にある一定の「豊かさ」を得ることができます。そしてその一定の「豊かさ」を得るためにはみんな平等に「負担」を払う必要があります。そこで誰かが「私は特別なんだ!」と言って負担を払わなかったり、自分だけ豊かになろうと和を乱す者が現れるとどうなるでしょうか。「平等」の上に成り立っている社会が崩れてしまいます。

こう言った社会では「大金持ちになることで幸せになるんだ!」というよりも「今ある豊かさの中で喜びや幸せをみんなで見つけようよ」という意識が高いのではないでしょうか?(逆にいえば「幸せ」のハードルが低いのでは)そして、これがデンマークにおける幸福度の高さに繋がっているのかもしれません。

 

細かく見ていくと確かに現在のデンマーク社会にも通じているなと思う点が多数あります。例えば、原則2(自分が私たちと同じくらい優秀だと思ってはならない)3(自分が私たちより賢いと思ってはならない)は、教育面において、成績による順位づけや他人との比較を重視していないこと。原則8(私たちを笑ってはならない)は、比較的LGBTや障害を抱えた方達に対して寛容なこと。(移民の受け入れに厳しいのはここでいう「私たち」に含まれていないからなのかも)
また、以前大学のワークショップで聞いた話が原則9(誰かが自分を気にかけてくれると思ってはならない)に通じているのではないかと思いました。「デンマークの人たちはあなたが困った様子でも助けてくれません。それは意地悪ではなく、他人のプライベートな時間を邪魔してはダメだと思っているから。でももし、あなたから助けを求めれば、みんな快く助けてくれます。」

 

この原則、言うなれば「謙虚の十戒なのではないでしょうか。「協調を重んじ、謙虚であれ」の原則。この「協調性」や「謙虚」という言葉、日本でもよく耳にしませんか?日本でも「謙虚が美徳」とされていますよね。デンマーク人はシャイだとよく聞きますがそれは日本人も同じ。謙虚な態度が時としてシャイに思われてしまうのかも。遠く離れた国同士ではありますが国民性の面で共通点が多いなと感じます。

 

みなさんはこの「ヤンテの掟」どう思いますか?
最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses!

f:id:mit_frugtbare_liv:20181007021213j:plain
(街中にある銅像。ヤンテの掟とは無関係ですが、手持ちの写真の中で一番イメージに近かったので選んでみました笑 これ本当は何なんだろう、、、)

IKEA。

こんにちは!
今回は日本でもお馴染みのIKEAについて。IKEAスウェーデン発祥の大型家具量販店。ちなみにIKEAとはIngvar, Kamprad, Elmtaryd, Agunnaryd の頭文字。Ingvar Kampradは創業者の名前、Elmtarydは彼の育った農場、Agunnarydは彼の出身地である村の名前です。(自分の名前と出身地の頭文字で考えたらめっちゃダサくなりました笑)

 

f:id:mit_frugtbare_liv:20181002192726j:plain

f:id:mit_frugtbare_liv:20181002192735j:plain

こちらが外観と入り口にあるパネル!スウェーデンの国旗だけでなくその隣にデンマークの国旗があったり、デンマーク語で「こんにちは!Nice to meet you!」と書かれている点が「IKEA in Denmark」を感じさせますよね!

 

私は日本で一箇所のIKEAしか行ったことがないのであまりしっかりとした比較はできませんが、中の構造はほとんど同じだと思います。商品が生活のシーンに沿ったジャンルに分かれ、ショールームのように陳列されているのが特徴。

f:id:mit_frugtbare_liv:20181002194318j:plain
(日本だったら全体を照らせる電気一つが一般的ですよね!私の印象としてデンマークはそういったところが少ないように思います。全体が照らされているというよりは一部がぼんやり照らされていて、全体の雰囲気はとてもムーディー笑)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181002194358j:plain
(私の将来の夢の一つは家の壁に色をつけること!ピンクか紫にしたいです笑)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181002194324j:plain
(こんなキッチンだったら毎日料理したくなりますよね!ほとんどのキッチンにオーブンがついていたので、デンマークの人たちにとって欠かせないアイテムなのかも!)

そして途中にあるのがカフェテリア!スウェーデンの伝統料理ミートボールやスウェーデン発祥のシナモンロールをリーズナブルな値段で食べることができます。ここで食事だけしに来る人も多いんだとか。

f:id:mit_frugtbare_liv:20181002200240j:plain
(ミートボールはジャムとクリームソース、マッシュポテトを添えて食べるのが伝統的な食べ方だそう。ジャムと合うのかな、、、)

f:id:mit_frugtbare_liv:20181002200258j:plain
デンマーク語でシナモンロールは「Kanel(シナモン)snegl(カタツムリ)」!)

 

IKEAに行くいつもと思うのが、「これ絶対に必要な訳ではないけど、あったら便利だな〜〜とか、この柄やデザインがなくても商品として成り立つんだけど、あったらおしゃれだな〜〜」ということ。例えば上のような素敵な形の電気、キャンドルやお花、、、生活をより豊かに、「生活の質」を向上させてくれるような商品が多いように思います。以前も少し言ったのですが、北欧では冬になると日照時間が短く、気温がぐっと下がるため、人々は多くの時間を家族とともに家で過ごします。大切な家族とともに過ごす空間を少しでもハッピーに!という思いがそのような商品に繋がっているのではないかな〜〜と思います。

私的に日本版IKEAが「無印良品」に当たるのかなと思っています。「日本版」というのは「デザインをとことんシンプルに、機能性重視」という点です。両者ともそれぞれのいい点があると思うのですが、やはりデザインの面ではIKEAの方が見ていてワクワクします☺︎ 一方、デンマーク人でも無印良品を知っている人がいるそうで「シンプル」を好む点では日本もデンマークも似ているのかも!?

 

最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses!

 

Romania。

こんにちは!

 

昨日ルーマニアから来た女の子にOdenseを案内する機会がありました。彼女も私と同じ大学の学生ですが、Esbjergにある別のキャンパスで勉強しています。

正直彼女に会うまでルーマニアがどこにあるのかすら知りませんでした泣 まずはルーマニアについて簡単にご紹介。ルーマニアは東ヨーロッパに位置する国で、首都はブカレスト。人口約1,976万人(2016)、面積約23.8万平方キロメートル(本州とほぼ同じ)。現在も中世の街並みがそのまま残っており、「東欧のパリ」とも呼ばれているそう!(とっても綺麗な街並みなのでぜひググってみてください!)

 

彼女と会って感じたことが3つあります。

①教育について
彼女は日本にとても興味を持ってくれており、それぞれの国では何が有名かから始まり、お互いの国の政治や文化について語り合いました。中でも意外だったのは教育に関して。今まで私はテストのための暗記型教育や、受験戦争のような競争による教育がアジアだけの文化だと思っていました。でもそれはルーマニアでも同じだそう。ルーマニアでも先生が一方的に知識を教える「暗記型」授業が主流。さらに大学で奨学金を得るにはテストで上位の成績を収めなければならないため、みんな必死に勉強するんだとか。先生に賄賂を渡して個人授業を頼む生徒までいるというから驚き、、、!やはり生徒主体の授業や、他人よりも自分との競争を重視するデンマークの教育は世界の中でも独特なんだと気づかされました。

 ②日本代表
そして次に感じたのは日本のこともっと知って、ちゃんと伝えられるようになりたいということ。彼女にとっては私が「日本代表」、私の伝える日本がそのまま彼女の日本の印象に繋がります。しかし、残念ながら私は「日本代表」失格です。なぜなら、英語の問題以前に、日本に関する知識が乏しすぎるからです。「大阪の人口って何人?」「日本で一番信仰されている宗教は何?」「日本と中国ってどうして仲が悪いの?」と聞かれてどれも調べずに答えることができませんでした。約20年間もずっと日本で暮らして来たのに、、、と情けなくなりました。一方私が彼女にルーマニアについて一聞くとすぐに十返ってくる!「ルーマニア代表」にふさわしいですね。私も「日本代表」にふさわしくなれるように、デンマークにいながら日本についてももう一度勉強したいと思います。

 ③視野の広さ
彼女は昨年からVeganになり動物愛護に関する活動を積極的に行なっています。一日一緒に過ごして彼女の行動に感心させられることばかりでした。お店ではプラスチックのナイフは使わず持参したものを使用、スーパーでは量り売りのパンも専用の袋ではなく持参した袋で代用し、パスタソースもプラスチック容器ではなくビンに入ったものをチョイスしていました(環境保全の観点から)。洋服を見ているときも本革や大量生産系の服は買わないようにしていると言っていました(前者は動物愛護、後者は子供の労働の観点から)。なんか私よりも世界をずっと広い視野で見ているな〜〜と感じました。そして私と同じ年代の子が「世界をよりよくしたい!」という思いを持って日々過ごしているんだと知り、刺激を受けました。

何よりも彼女はとっても明るくてとっても優しい!!!話しているだけで笑顔にさせてくれました☺︎

 

最後まで読んでくれてありがとうございます!La revedere!(ルーマニア語でさようなら)

f:id:mit_frugtbare_liv:20180930145522j:plain
(古着が大好きな彼女と見つけたVintageのお店!見ているだけでワクワクするお店!彼女オススメのフィルムカメラ風に撮れるアプリを使って撮ってみました☺︎)