min dagbog

デンマークのこと、思ったこと、感じたこと。

Anne Frank Huis。

Hoi(ホイ!) 前回に続きオランダ、アムステルダムについて。今回は中でも一番印象的だったアンネフランクの家について書きたいと思います。

 

行く前の知識といえば高校の世界史レベルで、アンネの日記を読んだこともありませんでしたが、個人的に興味があったので、本旅行の目的の一つでもありました。人気の観光スポットだけあってたくさんの人が。館内を音声ガイドにそって進みます。(無料なので絶対に使うことをおすすめします!)1時間以上かけてじっくり回りました。

ナチスの迫害が始まって、アムステルダムに移住してからの生活。そして、アンネが亡くなり、その後「アンネの日記」が出版されるまで、その全てを知ることができました。ナチスによる統制がだんだんエスカレートし、アンネとその家族が追い込まれていく様子がひしひしと伝わってきて、なんだか鳥肌が立ちました。

 

なんでこんなに印象的だったか。それは今までナチス時代の歴史について見たり読んだりすると「人間が同じ人間にこんなことをできるのか」「人間ってここまで残酷になれるのか」いつも信じられない気持ちになり、どこか作り話しのように感じていたからだと思います。

しかし、今回実際に彼女の残した数々の言葉を目の前にして、これは現実に起こったことなんだと改めて実感しました。人間が全く罪のない人たちを理不尽な理由で迫害し、収容し、そして虐殺するような時代が本当にあったんだと。

もちろん悪いのはひどいことをした側だけど、そうさせてしまった当時の環境、戦争って本当に怖いと思います。

作家やジャーナリストになるのが夢で、日記を書いているときだけこの悲惨な現実を忘れることができたというアンネ。今こうしてたくさんの人に日記が読まれていることは彼女の本望なのではないでしょうか。

アムステルダムを訪れた際は皆さんにもぜひ行って欲しいと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます!それではDuei(ドゥーイ!)※オランダ語でまたね