min dagbog

デンマークのこと、思ったこと、感じたこと。

Vegan。

こんにちは!

 

今回はデンマークとは離れたテーマですが「Vegan」について書きたいと思います!「ベジタリアン」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。日本ではVegenとベジタリアンが混同されがちなようですが、両者には以下のような明確な違いがあります。

 

ベジタリアン菜食主義者

=肉・魚を食べない

Vegan(完全菜食主義者

=肉・魚+卵・乳製品
も食べない(はちみつやチョコレートも!!)

 

さて、なぜ私がこのことについて書こうと思ったか?それは私が何気無く聞いた質問から始まりました。

私のルームメイトはVeganで、その子と外でご飯を食べていた時のこと。付け合わせのポテトのソースがマヨネーズだったのですが、彼女は店員に頼んでケチャップと替えてもらっていました。そこで私は彼女に「マヨネーズ嫌いなの?」と聞くと彼女は「嫌いというよりVeganはマヨネーズを食べないの!」と答えました。

そこから彼女はVeganについて詳しく教えてくれました。もともとベジタリアンだった彼女は4年前からVeganになったそうです。「健康のため」ももちろんですがそれ以上に「動物愛護」のためだと言っていました。「あなたはいま食べているもの、例えばそのお肉がどういう過程をたどってそこにあるのか考えたことある?」と聞かれました。たくさんの動物たちが劣悪な環境で食用に飼育され屠殺されていること、それは環境問題にも繋がっていることなどを教えてくれました。

彼女はVeganを広める活動も行っていて、パンフレットを配ったり、Veganのレシピを考えて発信したりしているそう。中には罵声を浴びせてくる人もいるそうですがそれでもめげずに続けています。

正直に言って最初は「なんでVeganになんかなるんだろう。わざわざ美味しいものを我慢してなんのメリットが?」と思っていました。でも今は彼女たちの考え方を理解することができます。そして同時に素晴らしいな〜〜と思います。Vegan自体が素晴らしいというよりも、世界を自分だけの視野ではなくもっともっと広い視野で見ていること。そして自分の正しいと思った方向に向かって自分のライフスタイルを変える信念。またそれを広めようとする行動力。そこに私は感動しました。

正直に言って私は「私1人が変わったって世界は変えられない」と思ってしまうタイプでした、、、でも彼女は「まずは私が、私からだれかへ」という考え方なんだと思います。0のままだったら世界は何も変わらないけど、0が1になったら世界は少し変化する。その積み重ねが大きな力になっていくんだな〜〜と気づかされました。

 

私はお肉もスイーツも大好きなのでVeganになるのは難しいと思います。もちろんVeganになることをみなさんに強要する訳でもありません。でもこういう考え方、生き方をしている人がいるということを知ること。また食べ物に感謝して食べること。そういう意識の変化があるだけでも彼女の活動は十分報われると思います!

 

そんな彼女と今度デンマークにあるVeganレストランに行く約束をしました!Veganベジタリアンと聞くと野菜しか食べていないように思われがちですが、最近では彼女たち用のチーズやお肉も登場しているそう!どんな料理があるのか楽しみです☺︎

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!それではVi ses!(またね)

 

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(左がルームメイトのClara、右はグループのリーダーの方。牛のコスチュームを着てるのは親しみをもってもらうための工夫!かわいい〜〜看板にはドイツ語で”Stop factory farming”と書いてあるそう。)

 

 

※自分の文章だけじゃ上手く伝わらないかもしれないのでVeganに関するわかりやすいページのリンクを貼っておきます。気になる方はチェックしてみてください!

http://tokyovegan.net/what-is-vegan/