みんなの名言集。
Hej! 今日は特別編。ボランティアメンバーの放った「心に残った一言」を紹介したいと思います!
Don't be sorry be happy!
朝のミーティングに遅れ「遅れてごめんなさい!」と走り込んで行った時に言われた一言。何気ないシーンだったけどすごく心に残っています。
Have fun! whatever you do(何をするにも楽しんで!)
あるメンバーと話していて、相手が仕事に向かう時間になり「じゃあそろそろ行くね!」の後に言われた一言。これも何気ない日常会話だけど心が暖かくなりました。
Smile generates posotive energy(笑顔はポジティブなエネルギーを生む)
いつも笑顔なメンバーの一人に「いつも笑顔だよね!」と話しかけた時に言われた一言。私も本当にそうだと思うし、心がけていることの一つでもあります。
Each of them is amaizing(一人ひとりそれぞれが素晴らしい)
代表の方がいつも言ってくれました。愛に溢れ、みんなに慕われている素晴らしい方です。
You are beautiful
ルームメイトでもあったメンバーがよく言ってくれました。強さと優しさを持った彼女のことは女性として、そして人として、とても尊敬しています。
The moment!(この瞬間!)
この一瞬を大切にというシンプルだけど大好きな言葉です。いつも明るくお茶目なメンバーがよく言っていました。
Life is hard but that's why I enjoy it(人生は苦しいからこそ、私は楽しんでいるんだ)
苦悩も楽しみに変えられる、それを楽しめるのはすごいと思いました。
Everything is gonna be alright(全てうまく行く)
ルームメイトの二人と将来について話していた時。どうなるかわからなくて不安だけど、最終的にはどうにかなるよね!という結論に。「全てうまくいく!」こういう心持ち大切だなあと思います。
ここからは元の英語を忘れてしまったので日本語で。フランスから来たお茶目なメンバーの言葉です。
もし相手の思ってること全部分かってしまったら面白くない
分からないから、まだ知らないことがたくさんあるから面白い
全部知りたくなるけど分からないから面白い。なるほどなあ
毎日同じなんてつまらない、毎日ミラクルでありたい
「今日はどうだった?」と聞かれて「いつも通り良い日だったよ」と答えると「それは良い日なの?」そこからこんな話になりました。私は何気ない毎日も好きだけど「ミラクルな毎日を送りたい」という気持ちも素敵だと思いました。
竹は一人で全部の水を吸わない。それは周りの竹にも分け与えるため
自分もそういう気持ちを忘れず、周りの人を思いやれる人間でありたい
スマホの待ち受け画面が「竹」だったので「なんで竹なの?」と聞いたらこんな深いい返答が。 本当にその通りいつも周りを気遣っている優しい人です。
まだまだありますが今回はこの辺に。みんな偉人級に良いことを言う、、、何よりもみんなと話していると前向きで明るい気持ちになれました。私も他人の心に残るような、他人を元気にするような言葉を残せる人になりたいなあ
最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses☺︎
(みんなで夕焼けを見に行った時の写真。この後すぐ大雨が降ってすぐに退散しました笑)
分からないからおもしろい。
Hej! 今日は思ったことについて。
ボランティアのメンバーは年齢もバックグラウンドも本当に様々。一人一人がそれぞれのストーリーを持っていて、一人と話すと本を一冊読んだ気持ちになるほど
毎回新たな発見や知見が得られて、とても刺激になります。
話の最中に「ここでのボランティアが終わったらどうするの?」とか「将来はどこに住むの?」と聞くと、
ほとんどみんな「分からない」と答えます。数ヶ月先自分がどこに居て何をするのかでさえ分からないメンバーも。
初めは「分からないって!?」と驚いたのですが、今はすんなり受け入れられるようになりました。
みんなこの後どこに行ってああしてこうして、、、と遠い未来のことまで細かに決めているわけではなく「その時になったらその時の気持ちにしたがって」決めるんだとか
例えば、あるメンバーはこの後オランダに行って他のボランティアをするそう。
「じゃあその後は自分の国に帰るの?」と聞くと
「まだ帰るつもりはないかな。はっきり決めていないけど、もしオランダが気に入ればそのまま居るし、そうでなかったら他の国へ行くかな。」
また一人はこれから客船のウェイトレスとして数ヶ月間働くそう。
「その後はまだ決めてないけど、今はこれから働くのが楽しみ!」と話しました。
今までの私は「将来どうしよう」「どんな仕事に就こう」
先のことばかり考えて焦っていました。
「考えなければならない」「早く決めないといけない」と勝手にプレッシャーをかけて、自分の首を締めていたんだと思います。でもよく考えたら「決めないといけない」なんて決まりない、勝手に自分で思い込んでるだけ
人間「分からないこと」を恐れ、不安に感じる生き物で、
将来なんて本当に何も分からないから
よりいっそう不安になって、早く答えを出そうとするんだと思います。少なくとも私はそうでした。
でもその不安に打ち勝って
自分の心のままに
何も決まってない将来にワクワクして
生きる生き方もなんだかいいなあと
自分の気持ちのままに今を楽しんで
先の先まで焦って全部決めてしまうのではなく
次は「今」やってみたいなと思ったことにチャレンジしていく
分からないからこそおもしろくて
自分次第で何でも出来る環境を与えられていることに本当に感謝だなあと
はっと気付かされました。
今日でちょうどデンマークに来て11ヶ月目!ついに残り1ヶ月となりました。先のことばかりに囚われず「1日1日」デンマークで過ごせる時間を大切に過ごしたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses☺︎
(庭にあるキャンプファイアー所。木の棒にパン生地を巻いて焼くのがデンマーク流のキャンプファイアー!)
人との関わり方。
Hej!
時が経つのは早く、Stensbækでのボランティア生活も残り1週間となりました。温かいメンバーと美しい自然に囲まれ、毎日たくさんのことを学ばせてもらっています。特に「人との関わり方」や「共同生活」という面での学びが大きいです。
約15人と共同生活を送りながら働く日々。普段から一人で過ごすことの多い自分にとっては、プライベートスペースがなく、常に人と一緒にいるというのは少しチャレンジングなことでもあります。
そのため一人の時間を求めて単独で行動したり、お腹があまり空いていない時はご飯に参加しないことも。
すると先日、メンバーの一人が私にこんな事を言ってくれました。
「ご飯の時間にあまり見ないから心配。お腹が空いていない時もあるかもしれないけど、少しでも食べて欲しいな。ご飯はとても大切だから。
もし困ってることがあったり、何かあったら何でも私に言って欲しい。私は英語があまり得意じゃないし、言ってること全部理解できないかもしれないけど。いつでも力になるよ!」
その気持ちが嬉しくて、自然と涙が溢れました。私の身勝手な行動や、我慢して言わないことが逆に気を使わせてしまっていたんだと、はっと気付かされました。
思えばこんな風にいつもみんなから話しかけてくれたり、体調を気にかけてくれたり、輪の中に入れようとしてくれているのに、私から壁を作ってしまっていたのかも。心のどこかで「ここで過ごすのも1ヶ月だけだし」とみんなとの関係を蔑ろにしていたのかもしれないなあ。
人と距離を縮めるのが苦手だからと言い訳にして努力しようとしなかった。みんなだって他人との共同生活全く気を使っていない訳ではなく、気遣い合ってみんなが過ごしやすいようにと少しづつ努力しているんだ。
今までの、そしてこれからの「人との関わり方」を見直す機会になりました。
先日仲の良かったメンバーが去っていきました。共に過ごしたのはたった2週間だったのに、別れがとても悲しく、今も尚寂しく思います。自分でも少しびっくりするほど。たかが2週間、されど2週間。時間の長さは関係なく、そこまで人と深く関係を結べたというのが、自分の中で大きな意味を持つ経験となりました。
残りの期間もみんなとの関わりを大切にしながら1日1日大切に過ごしたいと思います。最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses ☺︎
(ランチに作ったお寿司とお味噌汁。寿司人気は世界共通!具材はベジタリアン仕様にきゅうり・人参・パプリカ、さらにはマンゴーまで笑 「ありがとう」と言われると作った甲斐があったなあと嬉しい気持ちに。
ちなみに「日本人なら誰でも寿司を作れる」と思われているので、、笑 留学などに行く際は作り方を知っていると喜ばれるかも!)
Ribe。
Hej! 今日はRibe(リーベ)という街について紹介しようと思います。
ユトランド半島の南西部、私の住んでいるEnderskovからバスで20分ほどのところに位置しています。そんなRibe最大の特徴は『デンマーク最古の街』
石畳の道、カラフルで小さな家々、木製の水車、、、どこを切り取っても雰囲気のある街並み。古き良きデンマークを存分に味わうことができます。
かといって「ザ・観光地」という訳でもなく、街並みが人々の暮らしと溶け込んでいるのもいいなあと思いました。
RibeのランドマークがRibe Domkirke(リーベ大聖堂)。デンマーク三大聖堂の一つとも言われているそう。カラフルなステンドグラスにユニークなイラストと一風変わったデザインで自然と見入ってしまいます。
(塔の上からはリーベの街並みを一望できます!)
他にも街中には食器やアクセサリーなどセンスのある北欧雑貨のお店が立ち並びます。
ショッピングのあとはカフェで手作りケーキと美味しいコーヒーを楽しみながら一息。
小さな街ですが見所たくさん!ひとたび歩けばノスタルジックな気分を味わえます。ユトランド半島を訪れる際はぜひ立ち寄ってみて下さい!
最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses☺︎
(ある家の前にかけられていたキュートなリース!「VELKOMMEN」はデンマーク語で「ようこそ」の意味)
「世界一幸せな」国?
Hej!
現在働いているボランティア施設にゲストで来ていたデンマーク人の方と話した時のこと。
▼ボランティアについてmit-frugtbare-liv.hatenablog.com
「なんでここに来たんですか?」
「もう仕事に疲れてしまって、、、少し休憩が必要だと思ったから。」
「私のイメージではデンマーク人は自分の好きな仕事をしていると思っていました。転職しやすい環境も整っているんだと。」
「最近は嫌でも我慢して仕事を続ける人が多いと思う。だんだん新しい仕事を見つけにくくなっているから。私はもう我慢できなくなってやめてしまったけど、、、新しい仕事が早く見つかるよう祈るわ。」
授業で習ったデンマークの『フレキシキュリティ政策』
解雇しやすい柔軟な労働市場;手厚い失業手当;充実した職業訓練
「だから仕事が自分に合っていないと思ったらやめて、自分に合った仕事を見つけられる=仕事の満足度が高いのか、よくできたシステムだなあ」と思っていましたが、実際にうまく機能しているかどうかはまた別なのか、、、
また他のゲストの方と話した時のこと。
「なんでデンマークに来ようと思ったの?」
「デンマークの文化、特に福祉制度や教育に興味があったからです。私が高校生の頃に『デンマークが世界一幸せな国』だと聞いて来てみたいと思いました。」
「来てみて今も本当にそう思う?」
「少なくとも私には、日本に比べると人々がもっとリラックスしていて、人生を楽しんでいるような印象を受けます。」
「確かに田舎はそうかもしれないけど都会はどうかな?日本でも田舎の人はリラックスしてるし、都会の人は忙しいんじゃない?それはデンマークも同じだと思う。」
あれ?思ってた反応と違う、、、確かに今までも「世界一幸せな国」というワードが出ても「そうそう、私たち世界一幸せなの!」と賛同されることは少なかったような、それよりも「って言われてるけどね、、、」という反応をされる方が多いように感じます。
だからといって「=幸せじゃない」と意味でもなく。ただそういったランキングに固執するのではなく、もっと客観的に自己の幸せについて考えているのではないかなあと思います。
外からみたデンマークのイメージ
充実した社会福祉、教育費・医療費無料!
世界一幸せな国!
これだけ見ると「ユートピア」みたいですが、
実際に人々がそのシステムに満足しているか
何をもって幸せを感じているか
はまた別もので。当たり前のことだけど改めてはっと気付かされました。
最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses☺︎
(すぐ近くにこんな自然が広がっていて、朝と夕方、晴れた日と雨の上がった後、様々に表情を変えて。いつでもとっても綺麗です)
デンマークの幼稚園(Børnhave)。
Hej! 今日はデンマークの幼稚園について。先日知り合いの保育士の方が働いている幼稚園を1日見学させてもらった時のことです。
見学させてもらうだけだと思っていたので、スカートに薄手のコートを着ていくと「そんなんじゃダメよ!!」と全身つなぎを渡されました。周りを見ると子供達もみんなつなぎに帽子を被って完全防備。「これから何が始まるんだ、、、」と思っていると、子供達に手を引かれ、気がつくとバスに乗り込んでいました。
バスで10分ほどして到着したのは森。そこに小屋やテント、ハンモックや遊具などが置かれていました。各週ごとに「Naturbørnhave(自然の幼稚園)」と呼ばれるこの場所を訪れるんだとか。子供達は泥んこになりながら走り回ったり、木によじ登ったり、、、自然の中で思いのままに遊んでいました。
(おやつには焚き火で焼いたホットドックを)
(昼食後10分ほど歩き近くの海へ。貝殻や石拾いをする子、波際で水遊びをする子など、ここでも思いのままに遊ぶ子供達)
朝の8:00に幼稚園を出て15:00に戻りました。特に終わりの会などもなく、親御さんが迎えに来た子から帰ります。お迎えを待っている子は再び園内で遊びます。(私は幼稚園についた頃にはもうくったくただったのですが、まだまだ元気な様子の子供達!若いって素晴らしい、、、)
さて、実際に訪れてみて印象的だったこと2つ挙げたいと思います。
その1:自由すぎる!
境界線のない森や海で子供達が1人で遠くに行ってしまったり、高い木の上によじ登ったり、、、私は終始ヒヤヒヤしていたのですが、先生たちはそこまで神経質ではない様子。もちろん見えなくなるまで遠くへ行ったり、本当に危ないシーンではもちろん名前を呼んで注意しますが、それ以外の時は基本自由に遊ばせていました。
その2:自己主張激しすぎる!
みんな4歳児とは思えないほど自分の意見をはっきり言う。
子「私は鬼ごっこしたい!」
子「僕はかくれんぼしたい!」
私「じゃあ先に鬼ごっこして、そのあとかくれんぼしよう!」
子「いやだ〜〜〜〜〜〜!!!もうあなたとは遊ばない!」
そして始まるケンカ、、、笑 気にくわないことがあったらとにかく叫んで泣きまくります。ここでも先生が全て対処しにくる訳ではなく、誰かが手を出したりと本当に深刻な場合のみ仲裁に入ります。
この2つのポイントから見えること。それはデンマークの「自立」に焦点を当てた教育方法だと思います。
4歳児からある程度「自己責任」で、問題が起こっても大人が介入しすぎない。
1人1人が自分の意見を主張しあって、素直に感情を表現する。
デンマークの大切にしている価値観がこのような教育方法に現れているような気がします。
デンマークは小国であり、資源に乏しい国。そのため人材こそが資源であり、未来のデンマークを担う子供達はまさに「国の宝」とされています。通しすがりの大人がみんな子供達に微笑みかけ、手を降ったり話しかけたりする様子が「子供は国の宝」を体現しているように感じました。
とにもかくにも、みんな本当にこの世のものとは思えないほど可愛かった、、、帰る頃には「Jeg elsker dig!(私はあなたが好き!)」と抱きついてくれる子も。森の中を走り回った甲斐があったなと思いました笑
最後まで読んでくれてありがとうございます☺︎ それではVi ses!
Stensbæk。
Hej!
私は今ユトランド半島にあるStensbækというカルチャーセンターでボランティアをしています。辺りにあるのは森と畑!スーパーまで歩いて30分という超田舎、、、笑 でも空気が澄んでいてとっても気持ちいいです!
ここでは毎週ゲストが到着。1週間ここで生活し、ヨガや瞑想、野外活動などのコースを受けながら心身の健康を学びます。食事も3食ベジタリアンのものが提供されます。
(毎回変わるメニューはどれも絶品!お肉やお魚がなくても、野菜がたっぷりなので十分満足することができます)
(サラダには庭で採れた新鮮な野菜を!)
ボランティアの主な仕事はゲストの食事作り、掃除/洗濯、ガーデニングなど。南米(アルゼンチン・チリ・コロンビアetc)やヨーロッパ(ベルギー・ドイツ・スイスetc)など、様々な国から来たボランティア約15名が住み込みで働いています。
(現在は南米からのメンバーが多く、日常的にスペイン語が飛び交います。日本人は私だけですが、毎年数人訪れるそう)
一緒に住み、3食を共にしているだけあり、ボランティアの絆は強く、家族のような雰囲気。私が来た時もみんなとても温かく受け入れてくれました。
毎朝日課の「チューニング」。ボランティアみんなで円になって手を繋ぎ、今感じていることを共有しあいます。
「美味しい朝ごはんを作ってくれてありがとう!」
「最近疲れていたけど、今日みんなにあったら元気になった!」
「みんなが素晴らしい1日を過ごせますように。」
みんなとの一体感、そして前向きな言葉で毎日とてもいい気持ちで1日をスタートできます。
ここでの生活が始まり1週間経ちますが、1日1日、1瞬1瞬、時の流れがゆったりと感じられ、とてもリラックスした時間を過ごせています。初めの数日は「こんなゆっくりしてて大丈夫かな!?」と思ったりしたのですが、
今はここで一度、これまでの留学生活を振り返り、今後のボランティア生活、そしてこれからの人生について考える時間に使ってもいいのかなと思います。
何よりも個性豊かなボランティアメンバーとの生活は刺激的で、毎日本当にたくさんのことを学ばせてくれます!
今回はざっくりとまとめましたが、これから徐々にここでの生活や彼らについて更新していこうと思います☺︎ 最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses!